2014年9月 アーカイブ

2014年9月30日 22時37分17秒 (Tue)

◆武士道を探る。

役者・中井貴一。
好きな役者の一人である。
佐藤浩市とともに、二世役者であるが銀幕を牽引する。

中井は、1988年のNHK大河ドラマ『武田信玄』では主役の信玄を演じ、その後『忠臣蔵・四十七人の刺客』『壬生義士伝』といった時代劇でのシリアスな役柄は、涼しげな顔立ちをたたえて「芯の強い武士」を醸し出す。
昨年、NHKBSで放送された中井主演の池波正太郎原作「雲霧仁左衛門」を見逃したのは不覚だった。
歴史物は、大多数の方々と同じで、「文神」司馬遼太郎、「冒険活劇」池波正太郎、「悲哀語り」藤沢周平、「泣かせ上手」浅田次郎をよく読む。

ちょうど今、浅田次郎原作でその中井主演の滋賀県にもゆかりある映画・「柘榴坂の仇討」が封切られた。
短編小説の映画化だ、・・・・・今、とても観たい映画の一つ。
あの原作から、2時間ものの映画は脚本力が見もの。
ストーリーは、彦根藩の下級武士・志村金吾は藩主である大老・井伊直弼の近習に取り立てられる。
安政7年の桜田騒動の際、金吾は下手人を追いかけ行列を離れてしまい、その間に直弼は水戸浪士たちに討ち取られてしまう。
主君を守れなかった大罪を犯した金吾に対し、彦根藩は打ち首の処罰を考えたが、金吾の罪を背負い自害した両親に免じて打ち首を取り下げ、その代わりとして「水戸浪士たちを討ち、直弼様の墓前に首を供えよ」と命じられる。
桜田騒動から13年が過ぎた明治6年。
唯一、生き残っていたのは、金吾がかつて追い詰めた十兵衛だけとなっていた。
金吾はなんとか十兵衛の居場所を突き止め「斬り」に行くが、その日、新政府は「仇討禁止令」を布告した。
車引きとなった十兵衛の人力車に乗り込んだ金吾は、十兵衛が自分と同じように両親を失い孤独に生きてきたことを知る。
十兵衛を討とうとする金吾だったが、「命懸けで国を想う者を無下にするな」という直弼の言葉と「国を想う者に不当な処罰を与えれば、誰も国を想わなくなる」という親友の言葉を思い出し、十兵衛に「新しい人生を生きてくれ」と諭し、十兵衛はその言葉を聞き泣き崩れる。
・・・・というくだり。
武士の生きざま、悲哀、完結に導く武士道を様々な状況で表現する、中井の演技が観たい。

さらに、正月明けに『アゲイン 28年目の甲子園』という中井主演の映画が公開される。
高校野球OBたちの出場するアマチュア野球大会・マスターズ甲子園を目指す中年男性たちをめぐるドラマ。
実際に甲子園球場を使用して野球シーンの撮影を行ったらしく、今夏の選手権へも観戦に来て実際を学んだようだ。
スポーツ映画での演技は、一番難しいという。
競技力の貧困さで、演技が台無しになるのであろう。
今年、夏の大会を観戦し、高校球児の試合ぶりに中井はこんな言葉を残していた。

『全力の美しさ 潔さ ここにあり』

・・・、まさしく。武士道を感じる一言である。

同じ年代(歳)の、役者が演じる役柄と「好きな時代小説」との相関が合えば、格別な娯楽となる。
歳を重ねて、解る事が「時代小説」には割とふんだんにあるものだ。
「武士道」=「高貴な者が持ち得る、フェアプレイ」と解釈させた・・・、新渡戸稲造に聞くよりも、解りやすいかも。
「姿勢正した心に美学が宿る。」・・・「日頃の生活から、正しい事を探す。」、稲造の言葉を永遠に信じて、頑張る!



2014年9月28日 21時59分21秒 (Sun)

◆本当に少しの差なのか?

本日、春季全日本少年滋賀県大会の決勝が行われ、びわこクラブが優勝した。
今大会へはNBJから野洲ブレーブス・竜王ジャガース・湖南クラブ・高島レイクスターズが出場していた。
大津からはZクラブ、彦根からはJ-Boys…。
クラブチームが大かたを占めていた。
優勝した、びわこさんとは練習試合等でお世話になった相手。
準優勝は高島さんは、乱打戦に敗れた。

その高島さんとは6期生が一年生同志の練習試合、昨年の2013年5月25日にB&Gグランドで対戦し、2-4で敗れ。
その後、先輩5期生をまじえての練習試合では一進一退の一年半だった。

課題はその時点で見え隠れしていたことを思い出す。
新二年生の数は、十数名と同じ。
背格好も同じ。
スキルも、同じ1年生…、大差ない。
その同じくらいかな…と思った時点で既に、間違っていたのかもしれない。

こんな言葉・戒めがある。
『人間、同じぐらいと思った人には、負けていると思ったほうがいい。』
『ちょっと負けてるなと思ったときは、だいぶ負けている。』
『だいぶ負けているなあと思ったときは、もうむちゃくちゃ負けているものなのだ。』

この心理と事実をどう分析するかが、以後の努力の形をかえる。

試合に負けたとする。
それも、ちょっとの点差で。

しかし、そのライバルがその後、それまで自分が勝ったことのない相手を破り、さらに勝ち進んでいく姿を見ると、「私も、あそこまで進めたのになぁ」と思ってしまう。
ちょっとの差で負けたように見えても、実は、大きな差があるかもしれない。

小さな差。
小さな、ほころび。
小さな準備力の差。
小さな確認の差。
一歩、一球、一振り。
何が勝負を分けたのかを、確認し対処し努力の糧にする。

逆に、大差で勝ったように見えていて、ちょっとの差しかない場合もある。
いずれにしろ、人は、自分の実力を自分の願望通りにとらえたいと思うもの。しかし、願望と事実は違う。

「事実」それは、どれだけ努力したかを知っている、自分だけが冷静に解るもの。
少しの差を縮める努力の積み重ねしか、大差となった今を打開するものはない。
春まで、少しずつ、一つずつ積み上げていこう。
一朝一夕の達成はないのだ。

まずは、県大会出場チームと対戦する、次週からのNBJリーグ戦。
勝敗を恐れず、今の課題をクリアすべし!

2014年9月25日 0時21分01秒 (Thu)

◆心の歯車はか見合ったか?

2年6ヶ月前に5期生と出逢った。
あっという間に、この最後の大会を迎えた。
終われば、「あっという間」に思えてしまうものです。
キーワードは「最後まで」。

公式戦・・・、恐れたものは相手ではい。
己の「心」。
十分に注意し、臨んだ。
勝負を分ける場面は随所にあった。
歯車は噛合ったり、外れたり・・・それが野球。良くやった!と褒めて上げたい。
しかし、何かが足らなかったことは事実。それを見つけられれば、更に上を目指せる資格が与えられるはず。
教えきれていない事。
伝えきれていない事。
出しきれない勇気。
ここ一番の力。
大切な事はそれを謙虚に受け止め、今後の糧にすること。
この大きな経験はすべての選手・育成会・スタッフ・ロビンズへの財産となる。

朝は希望に起き、
昼は努力に生き、
夜は感謝に眠る。
君たち選手と過ごした2年半.
楽しかった!

しかし、勝たせてあげられなかった責任。
伝えたかった、大切な事・・・込み上げる思いです。
出逢いと残してくれた財産に感謝。
 
負けても 終わりではない。
やめたら終わりなのだ。
忘れてはいけない、
ロビンズで、やりたかった選手がいたこと。
被災し、困難や苦難で野球をやれなかった選手がいたことを。

今を感謝し、高みを目指してほしい… 
最後まで、よく頑張った。

2014年9月24日 7時07分48秒 (Wed)

◆頂上が見えた!?

今朝の京都新聞に「京都から富士山を初撮影!奈良の住職、261キロ先の山頂とらえる」との見出しで記事が掲載されていた。
計算上は見えるとされる富士山を京都府から、奈良県天理市の住職・新林さんが初めて撮影に成功したというのだ。
地形図などから富士山は全国20都府県で見えるとされるが、京都府だけは証拠写真がなかったとのこと。

撮影地点は、京都市左京区久多川合町の山林で、富士山からの距離は261キロ。
連なる山の間から富士山の山頂らしき姿が小さく浮かび、撮影されていた。
富士山展望に詳しい明治大の田代博・非常勤講師(地図学)が分析した結果、富士山最高峰の剣が峰(標高3776メートル)の3740メートルより上の部分が写っていると認定したとのこと。
パソコンでの計算上、富士山が見えるのは北限の福島県から西限の和歌山県まで20都府県。京都府の撮影ポイントは山林の不便な場所で、富士山の位置を確認しづらいため、成功例がなかったらしい。

撮影場所は、調べると京都市左京区久多川合町と滋賀県高島市朽木栃生の境界地点。
久多と言えば、3期生の卒団生・奥出君のお父さんが「お蕎麦屋」を営まれている所。
確かに京都府である。
展望業界(展望を研究している関係者の中)では「西限界」と名付けた地点。
しかも、東側には1,000~1,200m級の「比良山系」が屏風のように立ちはだかる。
山並みの隙間をよくぞ発見した!と、思います。

撮影日は2014年9月21日 5時20分頃。
朝日を受けた山頂「剣が峰」を夜が明けぬ西方から望む。・・・・・この条件からしか、映り込まないと思う。
PC上での地形分析から現場取材、天候と時間の調整など考えると膨大な時間と労力が費やされている事が推測される。

富士山頂・・・、日本一!
簡単なものではないのです。
ジャンルと目指すものは違えど、凄い人たちが居るという事。
そびえ立つ、比良山系の間から「乾坤一擲」突破口を見いだし、「剣が峰」を眺望する。
まさに、膨大な時間と労力(努力)を掛ける事、継続力の大きさと「やり切る強い想い」を思い知った記事でした。
毎日の少しずつの積み重ねと分析しか、頂上への近道はないのですね。
「乾坤一擲!」最後は執念なのです。
さあ!ロビンズ!
どこを目指すのか?覚悟はあるか?

2014年9月23日 6時32分51秒 (Tue)

◆走る!「機動破壊力」装備。

春季全日本少年大津予選の敗退から、「走力UP」を課題に練習に取り組んでいる。
簡単に「走力」と言えども奥深く、また自らの心がけ一つで「好走塁」となり、怠慢で「チョンボ」となり試合を分ける。
ぼんやりしてれば0馬力のまま、準備と機敏な判断と予測力で100万馬力になったりします。
脚の速い選手を揃えれば「機動力のあるチーム」だと言われる訳ではなく、「スキを見逃さないチーム」が「機動力野球」の原点であると理解しています。

今年の選手権大会では、健大高崎がその機動力で甲子園の舞台で披露した。
計11盗塁で引っ掻き回して10-0。
走って走って走りまくって、初出場の利府(宮城)を下し3回戦へ駒を進め、準決勝まで脚を休めなかった。
群馬県大会でも6試合で35盗塁を記録し、その機動力はダテではなかった。
「機動破壊」と呼び、呼ばれた、

様々な野球ファンがこの試合を語った。
そのほとんどが圧巻の機動力野球の技術と姿勢と勇気を賛美する声だったが、“容赦ない走塁”に一部では否定的で批判的な声が出た。
例えば、「隙ばかり狙いやがる・・・。」
「野球の技術は教えても点差が開らくと盗塁しないというマナーは教えないようだ」など・・・。

盗塁しないマナーとは、野球界にある『暗黙のルール』を破ったのではないか?という見解だ。
実はメジャーリーグに存在する暗黙の不文律がある事からの、非難だろう。
派手なガッツポーズをしないことや、大差のついたゲームでカウント3-0から打たないなどの“モラルある行動”で、大差のついたゲームの終盤でのバントや盗塁を禁じているのも、そのひとつ。
実際、大差の試合で勝ち側が成功した盗塁は「アウト」のなる事もあった。
だが、これらの暗黙のルールは、あくまでもプロの世界の話。
年間興行の、いたわりの要素。

今選手権大会は地方予選から本大会でも大逆転が目立った。
高校野球において『終盤5点差以上』とは、もうセーフティリードではない。。
そもそも『暗黙のルール』は高校野球には、あり得ないのである。
勝利のために懸命になる姿勢を誰も批判はできないだろう。
それよりも、三重高校の広陵高校戦延長サヨナラ四球で小躍りして派手なガッツポーズ・・・1塁へ行く事を忘れた打者。
自軍の選手はベンチから、走って飛び出しハイタッチ。ダイヤモンド乱入。
同じ、大会で「姿勢」と言う事からすれば、この「品性の無さ」「スポーツマンシップの欠如」の方が問われる事であろう。
アメリカの某コラムニストは、「勝利がすべてではない。人は負けながらも勝つことができる。スポーツのおける競争で大切なのは、人間を形成することである」と書いた。
その哲学に照らし合わせて考えてみることこそ大切なのだと思う。

話が逸れた!

さて、ロビンズの走力はどう変われるのか?
歴代のチームでも、時間がかかる課題であった。

例えばランナーが2塁のとき。3塁でとまるか、あるいはホームへ生還するか?という時。
この走塁判断、スピードは試合を決めると言っても過言ではない。
打率3割の打者が2本続けてヒットを打つ確率は3割×3割で9分の1(1÷9)となります。
つまりヒットが続く確率はそれだけ低くいのです。
1本のヒットで2塁から生還できるか?
試合並の緊迫感での、取り組む練習が実を結べば、相手チームにとって脅威となることは間違いない。
さらに言えば、本塁でランナーをアウトにするためのバックホームが合った場合。
打者走者が2塁に進塁することができれば、再び2塁ランナーをつくることが出来る。
次に、わざわざバントでアウト1つを増やして進塁させる必要はなくなっていくということです。

つまり、相手チームは足を意識するあまり、いつもどおりの判断力で、いつもどおりの守備ができなくなる、そんな症候群に陥いらせるぐらいの「印象・恐怖感」がロビンズには必要なのだ。
走塁はアウトカウントや相手守備陣の位置。
そしてカウントなどで複合的に変わる。
風や相手守備陣の肩も考慮しなくてはいけない。
つまりそれだけ無限に広がる「野球」は、走塁(走力)で決まる訳です。
ついては、機動力を活かした練習で守りの練習も連動する事となるため、守備力も向上することとなる。

今、春に向けて、「How to」を含め、そこまでの取り組みを行っている。
そして、もっとも大切な要素は選手個々の理解力UPと気付きの習慣です。
①スキ・キケンに気付くこと。
②次を、予測できること。
③今を、確認すること。
④いつでも、準備出来ること。
⑤自分を奮い立たせる、気持ちがあること。
⑥総合的な俊敏性。
⑦頭から能に伝わる速さ。(スタート力)

これらを日々の生活から、いかに「習慣化」でき、今までと変れるかです。
実は野球以外にも繋がる大切な事ばかり、生活習慣から、研ぎすませる環境と訓練が大切だと思う。

学生野球は負ければ終わりのトーナメント方式、『暗黙のルール』なんてあり得ない。
何事にも手を抜かないチームカラーの構築。
そして投手や打線のように「好不調の波」が無く、「手抜き」が無い「足」を使った野球が、ロビンズの原点なのだ。
相手の守備力を破壊する様な、機動力・・・、「機動破壊力」。
機敏に豪快に! 繊細にしたたかに!

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