2015年2月 アーカイブ
2015年2月26日 0時49分08秒 (Thu)
◆丁寧な雑用
「雑用」と聞いて、どんな仕事、用事をイメージしますか?私は野球関係者の方とご挨拶の最後に「チーム内の雑用係です」といいます。
さらに「雑ではなく、丁寧にやってます」といいたいのを押し殺して・・・・。
「雑に仕事をする」「適当に用を済ませる」ことを「雑用」だと言いたいこともあります。
下支えの仕事を「雑用」と呼ぶには、あまりにも見下した言い方になってしまいます。
「丁寧な裏方仕事や丁寧な草むしり」は雑な用事に当たらないはずです。
「雑多な・・・」と多種の意味でも「雑」は寂しい。
「丁寧用」が正しいのかもしれません。
ただし、嫌々やっているエエ加減な草むしりならば「雑な仕事」「雑な心配り」と言うに値するかもしれません。
実際、試合の中でバット引きの仕事を「雑用」と思わせないぐらいにキビキビと素早く、丁寧にその仕事ぶりを見せつけてください。・・・100点の速攻丁寧用!
ボールボーイの仕事を雑用と言う人がいたなら、ボールを素早く拾いに行き、きれいに拭いて、審判へ丁寧に渡してくれたら誰にもそれを雑用とは言わせません!・・・100点の気配り丁寧用!を見せつけるのです。
任された仕事はどんなものでもあっても、「雑用」なんてありません。
「雑用」かそうではないかは、それをやる人の心構え一つだと思います。
お母さんが試合中にタオルを用意してくれることも、スタッフが練習後にグランドにブラシをかけてくれることも雑用なんかではありません。
選手のことを思って丁寧に、そして気持ちを込めてやってくれています。
下支えの仕事を「雑用」にしてしまうのは、自分次第なのです・・・。
「雑草」と呼ばれる草花にも、一生懸命さがあります。
しかし、雑草という名前の草花はありません。
仕事にも、はっきりとした名前があります。
精一杯の美しさがあります。
支えたい気持ちの現れが「華」を醸し出します。
全部を合わせた丁寧な仕事に、そのチームの品格が表れます。
優勝させていただけるためにも、日々を丁寧に謙虚に取り組みたい。
優勝させて頂ける「資格」はパワーとか野球技術以外のところにあると信じます。
優勝するにふさわしいと、誰からも認められるチームになることが大切なのです。
2015年2月23日 19時00分52秒 (Mon)
◆小倉山二尊院
ロビンズにはチーム五訓がある。維持するには、簡単なようで難しい内容である。
一つ、学業を磨く。
一つ、礼儀と感謝。
一つ、強き心を育む。
一つ、努力と向上心の持久。
一つ、球友を尊ぶ。
京都・嵯峨 小倉山二尊院にはこの様な人生五訓が掛かっている。
あせるな。
おこるな。
いばるな。
くさるな。
おこたるな。
人間、あれもこれもと欲を出して貪り、望みが達せられないと他人に対する怒りをぶつける。
その怒りを絶対なものとするために、権威に頼み威張るようになる。
威張ったところでなお満足が得られないと、なんで思い通りにならないんだとくさる。
結局自分を失い自ら為すべきことをおこたるところとなって、みじめな生涯を送ることになるぞ。
ということなんだろうなあ。
歳を重ねれば、人としてどう生きるかが「訓」となる。
言葉(言)が川に流されないように・・・・・、
挨拶する時に足下をしっかり見て、じっと胸に手を当てる。
2015年2月20日 1時04分27秒 (Fri)
◆思い込みの心理学
マネージメントのツールのひとつに「マーケティング」がある。成功実現理論に基づき、全ての事業の運営や営業、そして勝負事など調査分析し「勝てる!」「勝算あり!」のロジックをもとに仮説を立て、実践に臨む。
その一つに、「その気にさせる」というキーワードがある場合、私がよく使うのは「ブラシーボの効果」という思い込みの心理学です。
ブラシーボ効果は人間の単純さと、そして可能性を感じさせてくれる非常に面白い心理学上の効果です。
単純に言うと「思い込み効果」です。
例えば、「この薬はどんな病も直してしまう薬だ」と言って、全く薬にはならない物質を与えても、一定の効果が出るように感じてしまうというもの。
本来なら全く効果が無いはずなのに、人間の思い込み次第で効果が変わってくる、ということです。
このブラシーボ効果の面白いところは「思い込み」だけで終わるときもあれば、本当に効果が出るときも有る、ということです。
先程の薬の例で言えば、何の効果も無い薬を効果が有ると信じこむことで、本当に病状が回復してしまったりします。
「病は気から」なんて言葉もありますが、病気なんて実は人間が本気で直せると思いこめば簡単に直せてしまうものなのかもしれません。
ブラシーボ効果は薬以外のものにも当てはまり、「この靴を履けば早く走れる」と思い込むことで本当に速くなり、「このダイエットの効果は絶大!」と信じこむことで本当に痩せていきます。
他にもお酒だと思ってジュースを飲み続けると酔っ払ったり、人間の思い込みは、本来はありえない効果を現実で観測できる形まで引き出してしまうということです。
野球でも、仕事でも、家庭でも「善良な思い込み」で改善できること・克服できることがあります。
課題を解決する必要があるとき時は、ネガティブではなくてポジティブに捉(とら)えることで、その効果の恩恵を最大限に受け取れるということを信じることが大切です。
ただ要注意は、車の運転時などです。
事故の90%は安易な「思い込み」で起きてしまいます。
2015年2月17日 18時58分49秒 (Tue)
◆嗚呼!! PL学園
♬燃ゆる希望に いのち生き
高き理想を 胸に抱く
若人の夢 羽曳野の
聖丘清く 育みて
♪PL学園 永久に
向上の道 進むなり
ああPL PL
♪永遠の学園
永遠の学園
この校歌を何度甲子園で聞いたか?
PL学園高校の硬式野球部は1956年(昭和31年)創部。
6年目の1962年、甲子園に初出場、1970年代後半からは甲子園の常連校となり、
春のセンバツ大会には1981年、1982年、1987年の3回、夏の選手権大会は1978年、1983年、1985年、1987年の4回、春夏合計7回の全国制覇を達成している(1982年に史上2校目の春連覇、1987年は史上4校目の春夏連覇達成)。
野球部は完全外部スカウト制で中学リーグで優秀な成績を修め、学校スカウトマンにスカウトされた者だけが入部できる部活で、在校生からの一般入部は一切受け付けていなかった。
このスカウト制度はいじめ問題発覚後に野球部専用寮と共に廃止され、以降は部員募集停止まで逆に在校生のみ入部可能の部活になっていた。
近年は甲子園出場から遠ざかっており、最後に出たのは2009年の夏である
PL教団はかつては名門野球部を広告塔として最大限に支援していたが、度重なる不祥事や教団内の運営体制の変化により次第にトラブル続きの野球部に対して厳しい態度で臨むようになり、野球部の体質改善を積極的に行った。
それが昨年の秋に突然、「部員募集停止」を発表してから4か月が過ぎた。
背後に学園の母体・パーフェクトリバティー教団の意思があることをマスコミは報じてきた。
野球部の“廃部”によって学園そのものが存亡の危機にあるのだ。
2月10日、大阪府富田林市にあるPL学園高校の入学試験会場は閑散としていたという。
付属中学からの内部進学者を除く今年度の受験者は、国公立コースと理文選修コースを合わせた定員75人に対し、わずか28人(専願は20人)にとどまったのだという。
とりわけ定員割れした理文選修コースの0.23倍という競争倍率(定員65人に15人の受験者)は、大阪府内の共学私立としては最低の数字だった(大阪私立中学校高等学校連合会のデータ)。
敷地内に点在する寮には空室や老朽化が目立ち、短大の校舎同様、取り壊されることがないまま廃墟化している建物も多い。学校関係者からは「数年後には学園がつぶれてしまうことを危惧しています」といった声まであがっているようだ。
名門野球部は、野球未経験者である校長の正井一真氏が代行監督を務める異常事態が続き、部員募集を再開する気配はないという。
野球部OB会長の鶴岡秀樹氏(ミズノ常務取締役)は、OBの署名を集め、野球経験のある監督の早期決定と新入部員募集の再開を求める嘆願書を校長宛に提出したと明かしている。
だが、校長をはじめとする学園関係者に野球部の未来に関する決定権はなく、嘆願書提出も徒労に終わる可能性が高いという。
これも、時代か!
しかし、キラ星の如く日本を代表する選手が揃ったものである。
1966年度卒・加藤秀司
1970年度卒・新井鐘律、新美敏
1974年度卒・金森栄治
1975年度卒・尾花高夫
1978年度卒・金石昭人、木戸克彦、西田真二
1979年度卒・小早川毅彦
1981年度卒・吉村禎章
1985年度卒・清原和博、桑田真澄
1987年度卒・片岡篤史、立浪和義,野村弘樹,橋本清
1988年度卒・宮本慎也
1990年度卒・入来祐作
1991年度卒・坪井智哉
1992年度卒・今岡誠
1993年度卒・松井稼頭央
1994年度卒・宇高伸次、サブロー
1995年度卒・福留孝介
1998年度卒・大西宏明,平石洋介
1999年度卒・覚前昌也,田中一徳、田中雅彦
2001年度卒・今江敏晃、桜井広大
2006年度卒・前田健太
2008年度卒・緒方凌介
PL学園が、高校球史に輝いた時代から、そして消え去る時がこんなに早くくるとは・・・・・。
時代とともに、一緒に見つめてきた者としては寂しいの一言である。
2015年2月10日 20時30分19秒 (Tue)
◆短髪の先生
私が小学生だった頃、たしか、3人の校長先生を経験したように思います。モゴモゴとした口調で話す先生、とっても話の長い先生、スッキリ短髪で話が短く元気を頂けた先生。
こんなタイプの先生がいらしたとを記憶しています。
私が賢くなかったせいか、どの先生のお話でも内容については覚えていません。
話の短い先生から受けた印象だけは、ハッキリ覚えています。
こんな話し方をする人になろうと思いました。
そういうことが解っていたにも関わらず、野球の指導の場で選手に、妙に長いお話をしてしまいます。
最近の先生も、そんな傾向であると聞く。
たとえば、体育の授業で「走り方」を教えるはずが、注意事項にとどまらず話は精神論にまでおよび、それだけで45分のうち、30分が過ぎてしまうのです。
もちろん、子供たちは理解できないどころか、飽きてしまいます。
その上、肝心の授業が進まないという始末。
子供たちにとっては、大人の話を忍耐して聞く授業になっていることでしょう。
少し、かわいそうですが…
言いたいことは、「1つに絞った方がいい」と言うこと。
それ以上は、覚えられるわけがない。
本当に覚えさせたいなら、1つ言ったら、やって見せる。
もしくは、やらせてみる。
そうでないと、積み上げられません。
「皆さんこんにちは。本日から始まる大会は、皆さん一人一人が主役です。悔いの無いように精一杯がんばってください。挨拶は短く、思い出は長く決勝まで楽しんで下さい、以上で終わります。」。
約15秒。
約5年前NBJのびわこカップで、私がした挨拶。
選手からも、大人からも、そして役員からも拍手喝采…でした!…?
「話は短く、記憶は長く」です!!
短髪の先生が全て、すっきり短語で快活な先生ばかりか?・・・決して一様ではありませんが、聞く方には少なからず「鋭い」「軽快」などの印象を与えるものです。
迷いが無い姿と風貌、語勢と語気に男らしさを感じたものでした。
我々も見た目の印象で損をする様なことの無いように「スポーツマン」としての、「清々しさ」を観てくださる方・応援して頂ける方に伝えていこう。
<追記>
冒頭のスッキリ短髪で話が短く元気を頂けた先生は、体育の先生ではなく道徳や倫理も教えていらした「社会科」の天池吉昭先生でした。
知的で明るく、男臭くて、好きでした。
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