2015年6月 アーカイブ
2015年6月30日 23時55分13秒 (Tue)
◆追い込まれて。
人には、追い込まれたときにしか出ない力があると信じています。自分で自分を追い込んでいない人に対して、世の中は様々な事でちゃんと追い込んでくれるように思います。
もちろん、自分を意識的に追い込んでどんどん成長させていく人もいれば、なんの意識をせずとも、行動そのものがいつも限界に挑戦しているような感じで、追い込んでるみたいな人もいる。
もしかしたら、まわりには意識していないように見えるだけかもしれないが・・・。
いずれにしろ、追い込まれて初めて、湧き上がってくる「力」というものはある。
それには、まわりも、本人も、驚かされる。
そんなふうにならずとも、自然と出てくる力であって欲しいと願う気持ちもありますが、そんな「力」が存在しない世の中であれば、退屈かもしれないなって気がします。
追い込まれても、追い込まれなくても、その人の見た目どおり、あるいは努力どおりの能力が引き出されるだけで、何の奇跡も、意外性もないとなれば、なんだか味気ない。
自分でも分からない「力」が自分から出てくる、という経験は思い出すと何度かあった。
それを見い出すためには、キツイかもしれないけど、今までやってきた事を信じ、気迫で逆境を跳ね返す「気運」が高まる瞬間が長短はあるが必ず訪れるはずである。
必ず訪れる。
自らが知らない、自らに内在する「力」が必ず現れる。
そう信じるだけでも、嬉しくなってきます。
追い込まれて、見えるもの。
それは、自らの心にあるのです。
2015年6月26日 0時16分42秒 (Fri)
◆最後の5分
高校野球、選手権大会滋賀県予選の組合せが一昨日決まった。いよいよ・・・、始まる。
だが、少年野球は一年を通して、春1発目の予選から徐々に大会のグレードが下がっていく。
勝っていれば、先般の近畿大会から全国大会が8月に開催され、「夏=野球」が実感できることではある。
しかし、全てが終わった訳ではない。
残る大会のグレードに関わらず、求めているもの、探しているものは変わりないはずである。
私は最後に勝ち抜いてきた、チームが一番強いと思っている。
挫折・絶望・反省・後悔などの「負」を超えて、勝ち上がれるチームには本当の底力ができると信じる。
英雄・ナポレオン ボナパルトはこんな言葉を残している。
「戦いは最後の五分間にある」と。
一戦の中での「残り五分」。
シーズンを通しての「残り五分」。
大切さは同じ事なのだ!!
戦争では、敵も味方も同じように苦しい。
敵よりも五分間だけ長く持ちこたえられれば最後の勝利が得られるということ…。
あきらめたら、あるいはもう大丈夫と思ったとき、人の力はゆるんでしまう。
そうなると、もしかしたら、最高のチャンスを相手に与えてしまうかも…
気を抜くときを、間違ってはいけない。
戦士として、
眼の前に居る相手には、背中を見せるな!
背後に居る味方には、背中で語るのだ!
2015年6月23日 0時57分54秒 (Tue)
◆TV同窓会
トヨタ自動車のアメリカ人常務役員(55歳)が今月11日、成田空港に着いた国際郵便の小包で麻薬の成分を含む錠剤57錠を密輸したとして麻薬取締法違反の疑いで逮捕された。錠剤に含まれていたのは「オキシコドン」という医薬品の成分で、国内では医師が処方する場合などに限って使用が認められているが、乱用すると脳が刺激されて、快感を得たりリラックスしたりする効果があり、大量に摂取すると心拍数が遅くなり意識を失うほか、死に至ることもあると警告している。
また、長期間乱用すると依存性が高まり、使用をやめると落ち着きがなくなったり、眠れなくなったりする禁断症状も現れるとしています・・・・・・。
前の日まで聞いていた、トヨタに関するニュースだった。
19日金曜日、帰宅し珍しくNHKの「NEWS WEB」を点けると、そのニュースから始まった。
そして、進行役の鎌倉アナが「本日はコメンテーターに薬物依存症に詳しい、埼玉県精神医療センター副委員長の成瀬暢也先生にお越し・・・・・」と発した。
ちょっと待て、ちょっと待て。「ナレセノブヤ~!?」
幻聴?
幻覚?
同級生の成瀬???・・・と、テレビを2度観した。
「太ったな~、ナルボン!」
「でも、声は一緒!」
「確か?剣道部やったな!」
田舎の歯医者の長男で小中高と同級生、順天堂大へ行ったとは聞いていたが、まさかTVで37年振り!!
ボンボン特有の気のいい奴、穏やかな感じが精神科医にぴったりの雰囲気をかもし出していた。
面影あるな~。
地道に努力したんだろうな・・・、私はその間「ポッカ~ん」。
そして私と同い年のトヨタの女性役員は、キャリアを積んで努力してきたはずだが一瞬にして、全てを失う事になる。
努力してきた事を、忘れて「無」にしてしまう事は、愚かな行為としか言えないとつくづく学んだ。
「不惑」の、四〇歳をとうに過ぎ。
「五十にして天命を知る」とされる「知命」の五〇歳を超え、
「六十にして耳順(したが)う」の意「耳順」、六〇歳は目の前だ。
後日、連絡の取れる同級生に電話で確認すると、成瀬は「クローズアップ現代」などにも出てたよと教えてくれた。
ほとんど、郷里には帰って来ないと言っていた。
家は実家と直線で60mの距離にあった。
歯医者はどうなったのかな?と、少しばかり郷愁を誘った。
TVの前での「同窓会」はある意味面白いが、なんたっていつもチャンネルを合わせない時間の番組にドンピシャのタイミングは凄い!
突然のTV同窓会に感謝です。
「ナルボンの引きが強いのか?」「私の感が凄いのか?」・・・・・嬉しかった。
今度、実際の同窓会で聞いてみたい「少年野球依存症ってあるのか?」と。
間違いなく『野球おバカに付けるクスリは無い!』と言われそうだ!
2015年6月17日 21時12分56秒 (Wed)
◆惻隠の情
『惻隠の情(そくいんのじょう)』以前、ラジオで「今、日本人の中から消えつつある言葉」というある番組の中のコーナーが流れてきました。
何気なく聞いていると、その中に「惻隠の情」という言葉が出てきました。
「惻」は、同情し心を痛める意。
「隠」も、深く心を痛める意。
つまり、武士道精神にある思いやりの心を表すものです。
人が困っているのを見て、自分のことのように心を痛めるような、自他一如(いちにょ)【平等・無差別】の心もちを「惻隠の情」と言うのです。
深く言えば「思いやりの心」と言うこ言葉では、十分に表せないもっと深い情愛をも満たす、言葉です。
問題は、どうすれば「惻隠の情」が育つか、ということです。
昔は、手本になる方々がたくさん居られた。
今の時代「わがまま」を分別させ抑えることから始めるのが一番でしょう。
そして、その第一歩は行儀作法を良くすることです。
具体的には、
1 「ハイ」という返事が元気よく言える。
2 「おはようございます」などのあいさつがきちんとできる。
3 脱いだ靴のかかとを揃える。
4 姿勢を正す。
5 朝寝坊をしない
この五つが大事だと思います。
一見「惻隠の情」とは無関係のように思われるかも知れませんが、洋の東西、時の古今を問わず、行儀作法を教えないで、人間らしい心を説いた人はありません。
何故なら行儀作法は、人間にのみできることであり、その意義が理解できるのも人間だけだからです。
「しつけ」というと堅苦しいと抵抗を覚える方もあると思いますが、こう解釈します。
「もともと”しつけ”とは、仕立物(したてもの)の縫い目を正しく保つため、仕付け糸で縫いおさえておくことで、
言うなれば乱れを防ぐことです。」「仕付け糸」の役割の重要性を、人間の生活にも当てはめて考えたのが「しつけ」の由来だという訳です。
何はともあれ、子どもの心の成長のバロメーターは、どれだけ自分のわがままを抑えることができるようになったかの、セルフコントロールの力、つまり、「自律心」にあります。
例えば「履き物を揃えること」ひとつとってみても「面倒くさい」と自分のわがままな気持ちをコントロールして「揃えよう」という意志を働かせない限り、かかとは揃いません。
したがって、「反抗期」と言われて特別視される成長期にこそ「自律心」を育てる良い訓練になることが分かります
「惻隠の情」を育てる上で、次に大切なのは「掃除をきちんとさせる」ことだと思います。
なぜなら、行儀作法が心の内に秩序をもたらせるのによい方法であるのに対し、掃除は身辺と心の関係に秩序をつくっていくのによい作業だからです。
服装を整えることから始まって、机のまわり、部屋の中、庭などを掃き清め、整頓していくうちに、人の心も自然と整えられるものです。
そう言えば「整」という漢字は、木に○(たばねるための紐)をかけた形を表す「束(たば)」と手にムチを持った形の「攵」と「正」の字からできています。
つまり、木の不揃いの所を棒でたたいて揃えることから「整」の字が生まれています。
このことからも、掃除はまさしく乱れた部屋、乱れた心を清め整える作業です。
言葉の喪失は 行動の喪失
行動の喪失は 理解の喪失
理解の喪失は 文化の喪失
大切な文化の保持のためにも、最も適切かつ有効に指導していける場のひとつとして、スポーツの世界があると思っています。
スポーツの世界に身を置き、夢を追い続ける子ども達、あらゆる競技を通して、人格の形成も計ってほしいと願っています。
技能の向上と心の成長を両輪として捉え、いずれ世界へ躍進し、活躍するであろう子ども達に、是非今のうちから身に付けさせ、人としての土台の上に立ったスポーツマンとなり羽ばたくことを願うものです。
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