2019年4月 アーカイブ

2019年4月24日 0時44分40秒 (Wed)

◆絵描き屋の沈鬱

◆絵描き屋の沈鬱ノートルダム大聖堂の炎上は、絵描きを目指す子たちには大きなショックだっただろう。
大聖堂のあるシテ島はセーヌの中州にあるパリ発祥の場で、教科書の第一頁に載せられた挿絵を見てフランス人は皆育ってきたという。
パリのシンボルであるあの大聖堂が燃えおちた。

ナポレオンの戴冠式も、ジャンヌダルクの復活裁判も、パリ同時多発テロの追悼ミサもみなこのノートルダムの広場と聖堂でひらかれてきた。
若者たちのデートの名所もこのシテ島の先端にある小さな公園であり、モネが亡くなる前に描き上げたその大聖堂は幻想的でフランス印象派の秀作である。
世界的にもこれほど「絵」になる教会は見当たらない。

炎上の映像をみて大統領はすぐさまノートルダムにかけつけた。フランスの一体感を説いた。

わたしにとってのノートルダムは、4週間にわたるアフリカ取材のへの「出国」の起点であったパリ3日間の滞在中に訪れ、三層の屋上廻廊にある怪獣達だった。
9.11「世界同時多発テロ」の翌年に仕事でアフリカ行となり、パリ在住中にノートルダムに行き、ガーゴイルと呼ばれている不思議な悪魔巡りをした。
ガーゴイルはもともと雨樋の機能をもち、そこから出る吐水で聖杯などを洗ったといわれているが、ノートルダムのガーゴイルは吐水口としての機能はないので、ただのグロテスクと呼ばれている。
グロテスクには、悪魔、怪鳥、架空の動物、魔女などいろいろだが、ノートルダムには「考えるひと」というホホ杖をついボーとしている怪鳥がいたり、人間をたべている魔女がいたりして退屈する暇はない。
ちなみにガウディのサクラダ・ファミリアでは、蛇やとかげがガーゴイルになっている。
異様なものによって魔除けをするという思想は、洋の東西を問わない。

こうした文化財は、歴史そのものであり、人間の知性が生み出したものなので、オリンピックの会場よりはるかに重要なのだ。

かのシャガールは、「ノートルダムの怪物」と題した作品で、怪物たちが現れる夜のノートルダムを魔法のように幻想的に表現しています。

焼けたことは「幻」であってほしい。
しかし、何事もしっかりとした「現実」に向け一歩踏み出すことが大切なのだ。
そっと、古いスケッチブックを見返した。

2019年4月1日 22時31分27秒 (Mon)

◆令和の名選手

◆令和の名選手新元号が「令和」となった。
「人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ。梅の花のように、日本人が明日への希望を咲かせる国でありますように。」との意味があるという。
万葉集も古典文化への誘いに一役かうことでしょう。

背負う元号を考えながら、なんとなく過去の元号を代表する野球人を私なりに思い浮かべてみた。
明治時代は「正岡子規」です。
司馬遼太郎の「坂の上の雲」にも登場する。
明治17年、東京大学予備門時代にベースボールを知り、野球に熱中したといわれる。22年7月には、郷里の松山にバットとボールを持ち帰り、松山中学の生徒らにベースボールを教えた。23年2月、『筆まかせ』の雅号の項に「野球」が初めて見られ、幼名「升」から(のぼーる)と読ませている。明治29年には「日本」新聞に連載された『松蘿玉液』の中で野球のルール、用具、方法などについてくわしく解説している。
野球を詠んだ短歌、俳句も数多く見られ、新聞や自分の作品の中で紹介し、野球の普及に多大な貢献をした。
「久方のアメリカ人のはじめにしベースボールは見れど飽かぬかも」
「今やかの三つのベースに人満ちてそヾろに胸の打ち騒ぐかな」など多い。
大正時代は「沢村栄治」です。次点は「川上哲治」。
昭和時代は、間違いなく「長嶋茂雄」。次点は「王貞治」。
平成時代も間違いなく「イチロー」。次点は「松井秀喜」。

さて、令和時代は誰になるのだろう?
一歩リードの「大谷翔平」と、将来ある「きみ」であるだろう。
「明日への希望を咲かせる」その姿勢が大切ななのだ!

一朝一夕に物事は積みあがりません。
ほんの少しづつの成長が確認できれば、また明日へ進めるはずなのだ!
新元号の姿勢で野球を繋ごう。

★ブログ(球魂)

1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031

アーカイブ

2026年
2025年
2024年
2023年
2022年
2021年
2020年
2019年
2018年
2017年
2016年
2015年
2014年
2013年
QRコード
携帯用QRコード
アクセス数
ページビュー数