2021年10月 アーカイブ

2021年10月25日 18時00分26秒 (Mon)

◆基本の下に基礎あり

◆基本の下に基礎あり「基礎ができてない!」
野球でも、仕事でも人生でも・・・である。

昔、恩師がことあるごとにおっしゃっていた。
「基礎ができてないヤツにはいくら時間をかけても無駄だ。」と。
絵画を志し、デッサンを学び。
美学を求めるために、哲学を学び。

堅実なゴロさばきを身につけたく、優しいゴロを何度も受けた。
ここ一番で適時打を放ちたく、素振りを繰り返した。
夏場の暑さに負けないように、走りこんだ。

今になって落ち度を思い返して反省するところが多い。
デッサンなら、木炭を整えたか?
鉛筆を削り揃えたか?
野球なら、グラブの手入れを怠らなかっか?
グランド整備に心を込めたか?

仕事でも、成熟した成果を出せるようになるためには、基礎を基に、しっかりとしたものが築かれる。

それなしでは、もろい。

今のままでいいのか?自己流で成長していくか、基礎からやり直して間に合うか、その判断は、意外と難しい。
基礎の上に基本を積み上げ、応用・個性へと磨き上げるのです。
基礎は自分でしか作れない。

2021年10月15日 23時49分24秒 (Fri)

◆球児の解説

◆球児の解説“火の玉ストレート” の藤川球児の解説が面白い。
彼の解説は主に「セオリー講座」「プロセス紹介」「傾向と対策論」で成り立つ。

「なぜ抑えられたか、なぜ打たれたのか、すべての解説に納得できる」「次はここに投げれば大丈夫という具体的な配球予測がずばり当たる」と、視聴者からの評判はうなぎ登りだ。

野球好き(プロセス好き)には藤川球児の解説はのんびり愚痴をこぼしながら・ストレスを溜めながら観るプロ野球を変えた。
NHK BSでのゆったり感に一球一球の打者と投手の心理を突いた駆け引きは、まさに「一流選手の心理戦」を楽しませてくれる。

やきもちを抱く、ある阪神OBは、『あいつはセーブシチュエーションもロクにわかってないのに』と、愚痴をこぼしていました。
さらに、江夏豊氏は雑誌のインタビューで『投球術を持ってない投手』として、江川卓と藤川の名前を挙げています。「有識者からの評価は辛めです。」と野球ライターが書いている所も・・・商売合戦なのかなと考えたりする。

SNS上では「ズバズバ当たりまくる、すごいな」、「結果にフォーカスしないのがいい」、「石川の心理完全に分かってる」、「予言者?」などの声が寄せられている。

主に、投手目線で解説する藤川氏。

9/13日の中日・ヤクルト戦ではこんな解説があった。(以下は記事データ参考)
二回表の2死一、二塁。
中日先発・小笠原の真ん中直球を打者塩見が空振りして0-2と追い込むと、「真ん中で空振りしたら、あと4球ボール投げたら必ず振ります。基本的には投手の100%勝ちです」と言い切り、結果は低めボール球の変化球で三ゴロとなった。

また、三回裏の1死一、三塁。
ヤクルト・石川が打者ビシエドを迎えた場面では、「ストライクを取るのが怖いんです。2ボールから京田選手に打たれてますから。でも満塁になってもいい。次は堂上選手ですから。満塁になっても一緒なんです。内野ゴロでゲッツーを取る。やる作業は一緒なんです」と語った通り、四球で満塁となった。

この後、堂上との対戦ではカウント1-1から、「(打者が)低めを捨てたとき、石川選手のいいときは低めから伸びてくるストレートでストライクが取れるんですよ」と予告。
すると、低めストレートでストライク。
さらにもう一球内角低めへのストレートで見逃し三振に仕留めた。

その後、2死満塁から高橋が1-1から甘い変化球をファウルすると、「2ストライク目を甘いゾーンでカウント取られると、バッターはめちゃくちゃ不利になる。投手が一気に有利になる」と語った直後、低めのボール球で空振り三振となった。
藤川氏は「ベテランですね」と石川の投球術を称えていたが、ネットでは「言った通りになってる」と驚きの声が上がっていた。

一流の打者と投手の駆け引きは「知見」と「技術」で場面場面に「心理」の出し入れがある。
経験から得る、対処法は「裏をかく」「裏を読む」という駆け引き以上に職人技と言える。
打者は投手の投げ込むボールに、無論すべて100%の対応ができるはずもない。
3割バッターは、7割失敗しているのだ。

私の打者的心得はこうだ!
①1st. Strike目は、球種で「ヤマ」を張り、仕留める。ボールなら待つ。コースも絞る。
②2nd. Strike目は、タイミング重視で球種は配給を頭に、柔軟に。強くたたく。ボールなら待つ。
③追い込まれたら、ストレートタイミングで変化球対応。ストライクゾーンは広め。
アマチュアレベルでは、それぐらいしかない。

ロビンズ選手よ!
自分の一打席内のプロセスを自分で描いて下さい。
力で負けるのなら、更に鍛えるしかないが、「思慮」は深く掘り起し「注意」を張り巡らせ一球一球を大切にしてほしい。

一生に一度の中学野球で学んでほしいことは、「気付くこと」「感じること」。
解ると「開眼」する。
開眼すれば、自分のプレーを解説できる。これが明日への上達に繋がるのだ。








2021年10月12日 21時58分32秒 (Tue)

◆剣客 一刀斎夢録

◆剣客 一刀斎夢録近頃、TVで映画「燃えよ剣」の宣伝が頻繁に流れている。
司馬遼太郎原作で新選組副長・土方歳三を中心に描いた、それは幕末(新選組)ものの秀作である。
映画化版のV6の岡田君はビジュアル的に理想のキャスティングだ。

ふと思い出し気になり、数日で読み返したのは浅田次郎原作の「一刀斎夢録」である。
こちらは、新選組三番隊長・斎藤一(はじめ/別名・一刀斎)の生き様を描いたもので、浅田次郎の『壬生義士伝)』『輪違屋糸里』に続く、「新選組」3部作である。
土方と対照的な斎藤は無愛想で、人嫌いで、孤独を好み「飲むほどに酔うほどに、かつて奪った命の記憶が甦る」と語り・・・新選組最強と謳われ怖れられた。
明治を隔て大正の世まで生き延び警官になった、“一刀斎”が近衛師団の若き中尉に夜ごと語る文体。
過ぎし幕末の動乱、新選組の辿った運命、そして剣の奥義、慟哭の結末に向け香りたつ生死への深い哲学を感じる作品であった。
作品は幕末から明治、大正にかけての、時代の流れに翻弄されていく、新撰組の行く末が語られていく。

時代が違うとは言っても、100人以上の人を斬ってきたという行為が、凄まじい。
「人間など、みな同じ糞袋でしかない。」と言い放つのが、斎藤らしい。
しかし、若い門下生との居合のけいこの際に放った言葉があった・・・・・。

「いい若い者がいちいち明日のことを考えてはならぬぞ。きょうの力は昨日のうちに使い果たせ。さすれば明日は明日でまた新たなる力が湧く。」
「骨惜しみは新たなる力の妨げになると思え。日々使い果たし、日々生まれ変わる。若者はそうでなくてはならぬ。いや、若者ならずとも、人間はみな一生、そうでなくてはなるまい。」と語った。

今のロビンズ戦士に伝えるなら・・・・
毎日1cm進歩する、いや1mmくらいでもいいから、成長するつもりで、新しい自分になる気持ちが大切です。

昨日と同じじゃいけない。
今日という時間を生きるからには、新しい自分になろうっていう目標を、持っていたほうが成長できるでしょう。

そして、力はギリギリまで使い切る。
そうすることで、また、新しいギリギリの限界が出来る。
その繰り返しで、人は成長する。

もちろん、非常時には、余力を残しておくのも、必要でしょう。
そして、そういう非常時に、最大限の力が発揮できるよう、
ギリギリの限界を伸ばしておくことに、大きな意味があると思います。

ギリギリという意味でなくても、新しい自分を引き出せずに終わってしまう1日は、もったいないっていうくらいの感覚がちょうどいいのです。

今日も、新しい自分を引き出してみよう。
チェンジのスイッチは「君の手の中にある」のだ。

「るろうに剣心」に登場するの剣客警官・斎藤一のキャスティングは江口洋介だったが、細身の切れ味はカッコ良すぎたかな。
フィクションではあるが、泥臭く・汗臭く・人間臭い「斎藤一」の方が好きだ。
そういう選手が好きだ。

2021年10月9日 21時39分21秒 (Sat)

◆大きな一勝、大きな一敗

◆大きな一勝、大きな一敗2021.10.9
2022年度の13期生を中心とする新チームの公式戦が1ヶ月の順延後、開催された。
コロナ感染緊急事態宣言により、活動休止期間は自主トレでやりくりした。

どのチームも解除直後の試合となり、フィールド練習無く不安を抱えたまま新チームの選手たちは緊張と期待の中、果敢に闘った。
準決勝、「独り相撲」「凡ミス合戦」「四死球合戦」、不思議の勝ちで新チームが公式戦初勝利を得た。

続く決勝。
前戦同様、立ち上がりの連続四球で失点を献上。
継投で最少失点に抑えた継投で試合を作り、魂の美技あり、スライディングありで中盤同点に追いたものの特別延長でサヨナラ負けを喫した。
今後の心の柱となる「大きな一勝」。
今後のはげみとなる「大きな一敗」。

逃した魚は大きいが、勝負の中で「コンマ何秒」「コンマ数センチ」が勝敗を分けることを身をもって経験した。
そして、まだまだ優勝させてもらうには「足らないこと」ばかりなのだと・・・。
昨日までを改めて、今日を新たに進むしかない。
環境整備・道具掃除管理・取り組み姿勢・野球IQ向上・・・・人間力。

「新チーム」はスタートしたばかりだ!
高みを目指そう!

2021年10月7日 0時30分44秒 (Thu)

◆大坂と大谷の違い

◆大坂と大谷の違い大坂なおみは、残念ながら、いま世界中のスポーツ・ジャーリストからたたかれている。 
大坂は昨シーズンほとんどの期間、泣き言をいったり、コート上でラケットを壊したり、調子の悪い自分の責任を棚に上げて、メディアのせいにしてきた。
英国の人気スポーツ・ジャーナリスト ピアーズ・モーガン氏は、ミス大坂はオベッカ使いの雑誌記者としかつきあえないし、「彼女は傲慢で甘やかされたガキ」にすぎない、と一刀両断にしている。
彼女を有難がって利用したのは、オリンピック東京2020と、金持ちたちの偽善イベントNYメトロポリタン美術館に於けるファッションイベント、「メット・ガラ」くらいのものだ。

メトロポリタン美術館は、NYマンハッタンのど真ん中にあり絵画・彫刻・写真・工芸品ほか家具・楽器・装飾品など300万点の美術品を所蔵、世界最大級の美術館のひとつである。
その特色は、そのコレクションの幅が極めて広く、古今東西問わずあらゆる時代、地域、文明、技法による作品を収集していることにあり、人類の歩みの殿堂である。

今から30年ほど前、仕事でご縁があり中南米の染織を学ぶために当時の学芸部長・梶谷宣子さんを訪ね、1週間滞在したことを思い出した。
アメリカに美術館というものがない1800年代に創設され、アメリカ合衆国の文化芸術の基礎をなした由緒正しいその佇まいは「威厳・尊厳」を象徴するもので、研究室まで訪問した時は「身震い」すら覚えたものだった。

ファッションイベントという設えであるが、ロケーションとの融合や共調性すら感じない、いで立ちに驚いた。
彼女はルイ・ヴィトンの奇抜な趣味の悪いドレスを着て、自慢げにパレードした。
何故、ここに出るの?と疑問符を打ったには私だけでは無いだろう。
メディアは彼女をもはや品位を要求されるテニス・プレーヤーと言うより、雑誌の水着モデルという職業がふさわしい、と論じている。

一方、西海岸エンゼルスの大谷翔平の評判は、うなぎ登りだ。
敬遠続きの打席でもふてくされることなく、いつも笑みをたたえ精一杯のプレーをする大谷に全米の野球ファンが興奮し、リスペクトしている。
本塁打王には届かなかったが、彼の真摯なプレイ態度がアメリカ人のハートを鷲掴みにした。
かつての大打者バリー・ボンズ氏は、彼のような選手は今後現れないだろう。
もし、トラウトがケガをせず大谷の後に控えていたら、敬遠もなく今頃は60本の本塁打を打っていたことだろう、と評する。
エンゼルスGMのペリー・ミナシアン氏は、唯一無二、まるで魔法のような大谷翔平だったと、絶賛している。

大坂なおみと大谷翔平、この二人のアスリートはいろいろな問題を提起している。
多様性だから個人の問題で、片付けていいのだろうか。
教育道徳など、日本人として解決しなければならない問題があるような気がする。

選手と向き合う、「指導者」として、時代は移れども「礼節」は変わらないことを、偉大なプレーヤーである前に「尊敬に値する人間であること」。
二人のトップアスリートを観てあらためて感じ、学んだ。

★ブログ(球魂)

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