2022年6月 アーカイブ

2022年6月27日 18時00分44秒 (Mon)

◆届いたか?ヘッスラ

◆届いたか?ヘッスラ本気で集中すれば、全てが止まって見える・・・・・。
昔、プロ野球の創成期に打撃の神様と呼ばれた川上哲治氏が、今でいう「ゾーン」に入った時に「ボールが止まって見える」と表現した。

こんなスピーディな時代でも、集中していれば、そんなに速くは感じないくスローモーションのように見えるときがある。
誰にでも集中力はあるけれど、かなり「ムラ」がある。
それを気合だけで、コントロールできる人っていうのは、すごい事だと思います。
今となっては昔の映画となった、映画「マトリックス」のラスト・シーンが、解りやすいか?

自分の身に大変な危険が迫ったとき、あるいは何らかのダメージを身体に受けるとき、目に見えるものが超スローモーションに見える、というのはよく聞く話です。
私でさえ、そんな経験が数回があります。
中学生の頃、一塁へのヘッドスライディングを試み、勢いに任せ差し出した左手の人差し指の甲を圧迫骨折した。
その瞬間は目の前を、砂埃や一塁ベースがスローモーションで過ぎ去っていきました。
あっという間の出来事のはずなのに・・・・・。
今思えば、「セーフになる」という気迫と集中力で飛び込んだのだろうが、その1/10でも集中力が今あれば、老体ながら人生でかなりのことが出来そうな気がします。

さて一昨日、今年の軟式野球連盟主催の最後の大会が終わった。
初回表で2点を先取し、ウラの守りで一塁ファールゾーンのフェンス際のスライディングキャッチ有り、さらに回は進み、ライトへの大飛球の好捕有りと、「勝利へのムード」は、わが軍に有った。

しかし、弱気の虫が起き始めた。
1点ずつ追いつかれ、同点。
流れを渡した後には「運気すら」なかった。
終盤、主将の魂の一塁ヘッドスライディングも、怪我という代償を払い手負いの戦士となり、指の痛みは敗戦の報で増幅した。
「痛恨の逆転負け」

しかし、本気で闘ったと言ってあげたい。
よくぞ、チームを牽引したと言ってあげたい。
入団当時は、「飛び込む」なんてワードは自らの野球には無かった選手ばかりだった。
それが、魂を揺さぶれるたくましい選手になりかけてきた。

私には、あのヘッドスライでイングは今もスローモーションで瞼に浮かぶ。
うずくまり、左手首を抑えた姿も・・・・・。

アウトになる姿の大切さを伝えてくれた・・・。
「アウトになる姿」=「全力」こそが、野球にある美学の基なのだ。




2022年6月23日 21時18分16秒 (Thu)

◆目覚めたか?

◆目覚めたか?郷里の先輩に作家・辺見じゅん さんがいる。
角川書店・角川映画の角川春樹の実姉でもある。
今から40年ほど前に新田次郎文学賞を受賞した『男たちの大和』文中での、21歳の臼淵大尉の言葉が残っている。
大きな勝負に敗れたときに、リフレインする。
その言葉とは
「負けて目覚めることが最上の道だ。・・・敗れて目覚める。それ以外に、どうして日本は救われるか。今日目覚めずしていつ救われるか。俺たちはその先導になるのだ。」・・・という、言葉だったと記憶する。

戦時下、国を背負う若い士官、臼淵大尉。
若き軍人と幼き野球選手を比較して論じるつもりはないが、大小・重軽はあるが背負っているモノはある。
敗れて目覚める・・・と臼淵大尉が云ったように、「覚醒」しなければ救われないのである。

2年前の11期生が「Mクラ」さんとの合同練習を期に、その日から「覚醒」し、翌週の中部日本の大津代表を勝ち取った。
2020年7月12日。
同じ、セッティングで先週にMクラさんより「刺激」「薫陶」を頂いたはずである。
「目覚めよ!」早く。
「Wake up!」強く。


2022年6月18日 19時35分34秒 (Sat)

◆カラスに習う

◆カラスに習うメリハリある発声法に「カラス式発声法」がある。
カラスの鳴き声をマネするように、発声するのだ。

今週の木曜日ナイター時と土曜日の練習前と終了後のミーテイング時に選手に伝えた。
あなたはカラス派?フクロウ派?
ロビンズ選手は、ほとんどが「フクロウ派」です。
「フォーフォー」と発する。

オペラ歌手やミュージカルなどで歌を歌う人達は、まず発声練習をして、喉を十分に温めてから本格的に歌い始めます。
スポーツをする前の準備運動と同じです。

その発声練習の1つとしてカラスの鳴き声のモノマネをすると聞いた。
本物のカラスが鳴いてるかのように『カ~~カ~~』と鳴くマネをするのです。
簡単だが、意外にコツがいります。
腹式呼吸をしっかり意識しないと結構難しい。
あくまでも、本物のカラスが鳴いているように・・・・・。
実際やってみると、意外に声帯への負荷が少なく、「絞り出す」感じがない。

「声を張れ!」にもってこいの響きとなる。
これが、野球などでの伝達言語、鼓舞発言にはこの発声法は必須なのだ。

野球の試合でむやみやたらに「声を出せ」といろいろなタイプの指導者はいらっしゃる。
始動の中の声を出すという謎解きが必要です。
まれに選手は「元気出していこう」と発する・・・
元気出せなければ・・・帰ったらいかがと、・・・なる。

肝心なことは
①どんなタイミングで。
②どんなことを。
③どんなボリュームで。
④本気で伝えようとしているかが、「胆」なのだ。

ロビンズ選手の中で聞こえていない声(周囲50cmしか聞こえない)をよく聞く・・・残念だが何の力にもならないのだ。

今そこにある危機、今から膨らむ好機に「カラス式発声法」でグランドに響き渡らせる。
おのずと、自らの好転へとつながる。

さあ選手達が今晩、自宅の風呂場で『カ~~カ~~』と鳴きまねしていたら、本気になってきた兆候かもしれない。
今晩、風呂につかり、鼻歌をカラス式発声法で唄えばしめたもの、カンツォーネ歌手もびっくり!
筆者も二つの声帯を育みました。

本気の魂の発声を期待したい。
そこからチームが変わる!


2022年6月10日 8時30分23秒 (Fri)

◆和をもって義となす

◆和をもって義となす「和をもって尊しとなす」は聖徳太子が制定した、十七条憲法の第一条にあることは皆さんご存知のこと。
十七条の憲法、官僚や貴族に対しての規範を示し、和と仏教を尊ぶ思想で政治を行うことを宣言したものです。
言葉だけで「有難い」と理解できるのがこの言葉です。
「以和為貴(和をもって尊しとなす)」は孔子の『論語』にある「和を貴しと為す」という言葉からの引用であるという。
それは和を尊重する国のありかたを示す言葉である。

筆者は狭義で人間関係を考えたとき、「和をもって義となす」が判り良いと感じています。

【和をもって義となす】・・・・・
正しさを意識することは、とても大切なことです。
正しさは、私たちの道しるべとなります。
正しさは、生活に秩序をもたらします。
正しさは、自分の立ち位置を明確にしてくれます。

ただし、
正しさを追求する際には、心に留めておかねばならないことがあります。

それは、
やさしさと気遣いを忘れないということです。
やさしさのない正しさは、鋭い刃物のようであり、時に人を傷つけます。
気遣いのない正しさは、反感を招き、対立を生み出します。
正しさのために、争いが起きぬよう心を配りましょう。
正しさのために、傷つけあうことがないよう注意しましょう。
正しさのために、恨みがつくり出されぬよう知恵を使いましょう。

真の正しさは、人に幸せをもたらすものです。
だから、和をもって義となすよう心掛けたい。

(齢六十二歳、若い時に気付かなかったことが、視えるようになるものです。若いうちに視えてたら少しは良い方に今を迎えていたかなと、時遅し。)

2022年6月10日 8時10分51秒 (Fri)

◆息子からの仁愛(23年後)

◆息子からの仁愛(23年後)中1の選手には新生活も2か月を過ぎ、慣れてきたことも多い。
この時期になると、毎年思い出すことがあります。
今から23年も前の話。(3回目の寄稿です)

2回目の「球魂」寄稿は2014年4月29日
タイトルは「◆息子からの仁愛」

その息子が34歳で親になり、コロナ禍で控えていた挙式・披露宴を2年待ち、執り行うこととなった。
23年前の大人になる兆しを感じたときのことを、明日の披露宴でお話ししようと思う。

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「◆息子からの仁愛」(1999年春 1回目寄稿)

小1ぐらいからキャッチボールを始めた。
3年生になりスポ少で皆と野球を楽しんだ。
6年生まで弱小チームだが「一生懸命」やっていた。
みんなで、一緒に夢を追った。
親として応援し、しっかりと見守ったつもりだった。

ちょっと「肘」を痛めた。

中学に入り、野球部でイジメにあった。
スポ少からの同僚からだった。
悔しがった。
人間不信に陥った。
肘は、まだ痛かった。

久しぶりに親子でキャッチボールをした。
長く、続かなかった。
彼は親父の心を読み、親父は我が子が愛おしかった。
詫びた、「その肘の痛みは遺伝だ!すまん」。
彼は言った、
「ありがとう。このキャッチボールで最後にする…ゎ」と。

二人で泣いた。

翌日、輪番で回ってきたイジメの苦難も自ら解決し、他のスポーツを選び、高校でもとことん極めた。
私は、あの時の彼の仁愛こもる「ありがとう」に、「言葉」も「ボール」も今になっても、返してやれないままです。

今、仕事で様々なスポーツ現場での取材を通じ、選手の人となりを深掘りし、勝負の「綾」・「感動」を伝えてくれている。
スポーツと人との出会いが好きなままで、大人になってくれたことに感謝です。

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