2022年8月 アーカイブ

2022年8月31日 7時56分41秒 (Wed)

◆終わる夏休み

◆終わる夏休み小さいころ、夏休みが終わるころには、いろんな苦悩が明日から襲ってくるように思えたものだ。

昔に読んだ、経営の神様・松下幸之助の書「人を活かす経営」にこんなことが書いてあった・・・。

『一つの悩みをもつことは、むしろプラスにつながる場合が多い。したがって、その一つの悩みからも逃げようとは考えない。それはそれとして認めて、どうそれと取り組んでいくかを考える。私は、そういう姿にこそ、人生の生きがいというものがあるのではないかと思っている。』・・・と。

若いお父さんやお母さんは、子どもたちが夏休みに入って、わが子が課題に向き合う機会が多くなったな、と感じることがありましたか?

あったとすれば、それはきっと、放っておけば、時間をムダにするだろうから、アドバイスに応える姿でやる気を出してくれたと思い込んでいるのかもしれません。

夏休みの長い時間と宿題の「刷り込み」は子ども自身が望んでいることじゃないから、意外と簡単に嫌気から壁にぶちあたります。

もちろん、やる気の壁もありますが、能力の壁というものもあるわけですが、親としては、子供以上にその壁にぶちあたって、悩みます。
うーん、どうしたら乗り越えられるか・・・と。

けれど、子供たちは、どうにでもなれと投げ出したい気分に毎分毎秒、襲われている。

あきらめて、投げ出してすべてが済んでしまえば、本当に楽ですからね。
しかし、結局は、今投げ出しても後になって、さらに大きな別の壁にぶち当たることがわかっています。
だから、「苦手なことは、とっととやろう!」という気持ちで、ちゃんと向き合う覚悟を育むことが大事な訳です。

そういう覚悟が出来た時に、不思議と突破口が見つかる。

世の中には、絶対に逃げられない部分がある。
けれど、何かしら、それを乗り越える「道」もある。
そう思います。

そこには、向き合う覚悟があるか無いかです。
「いつやるの?」「なにしてるの?」という前に「向き合う覚悟を育む!」そこが親の仕事。
夏休みの課題だと思います。

勉強も野球も、遊びも仕事も、手伝いもボランティアも、「胆(きも)」はそこなのです。

昨日、もう一人の経営の神様・京セラの稲森和夫名誉会長の逝去の報が伝えられた。

彼の著書からも、正しい生き方のフィロソフィーを学んだ。
読んだだけで学んだとはいいがたいが、進歩なく実践できないままの自分に、またまた苦悩の渦の中にもがく毎日が続くのかと思うと、「夏休みの終わり」の頃と成長していないのだ。

2022年8月29日 23時53分33秒 (Mon)

◆涙の量

◆涙の量2022年全国高校野球選手権大会。

甲子園で、負けたほうも、勝ったほうも、おなじくらい泣きますが、何年もたてば、勝った負けたということより、その涙の量が、その人の生き甲斐を見いだすのだと思います。

今年も、数多く泣かされた。
コロナ禍の努力、
大会本部の苦心、
サヨナラ負け、
戻ってきた吹奏楽(大阪桐蔭吹奏楽部の「鎌倉殿の13人」のテーマソング)、
監督インタビュー、
地元校の活躍。
・・・・・歳をとると、涙腺も崩壊。

選手・関係者は、いろんな涙を流して、人生のいろんなシーンを見て、成長すればするだけ、人はその後のいろんな涙にも、きっと耐えられるようになる。

涙の量だけ、大きくなれる。

2022年8月22日 21時57分11秒 (Mon)

◆白河越え、歌と共に

◆白河越え、歌と共に第104回全国高等学校野球選手権大会は宮城代表・仙台育英高校の優勝で幕を閉じ、東北に初めて優勝旗をもたらした。
いわゆる「白河越え」を果たした。

白河の関(しらかわのせき)とは、古代の関所の1つ。
都から陸奥国に通じる東山道の要衝に設けられた関門として歴史上名高く、鼠ヶ関(ねずがせき)・勿来関(なこそのせき)とともに奥州三関の1つに数えられる。
福島県白河市旗宿に比定されており、国の史跡に指定されている。

源頼朝が奥州藤原氏を滅ぼす奥州合戦の際にも白河を越えた。

仙台育英高校は春夏通じて、今大会を含め43回の出場を誇り、春夏通算4度目の決勝戦に臨み優勝を勝ち取った。
過去の準優勝は、1989年の選手権(第71回)帝京戦0-2、2001年センバツ(第73回)常総学園戦6-7、2015年選手権(第97回)東海大相模戦6-10の苦杯をなめた。
七年の歳月を重ね、晴れて「栄冠は東北にもたらされた」。

東北代表校の実力向上はこの15年あまりはっきりと表れていた。
東北高校のダルビッシュ勇、花巻東の菊池雄星・大谷翔平、金足農の吉田輝星、大船渡の佐々木朗希。
彼らの存在が東北に優勝へのプロセスをもたらしたといっても良い。
投手陣の充実からの継投が仙台育英の大きな勝因だろうと視る。

優勝旗の「白河越え」以前に、越境入学という「選手の白河越え」の現実が当たり前のようにある。
私は思う、中学・高校野球は「誰と野球をやるか?」「誰に教わるか?」が人間育成の多感な時期の大切な要素であると思う。

近江高校のベンチ入り18人中、県外選手は7名(大阪5、岐阜1、和歌山1)。
山口国際は、18人中17人が県外選手。(関西多い)
仙台育英は、県外選手は9名だが、青森1名・山形3名・岩手2名・福島1名と東北出身が計7名。
それ以外は、大阪1名・広島1名。
東北連合軍の色が濃く、東北代表との地域密着度も感じる。

決勝戦後の仙台育英・須江 航監督の優勝監督インタビューから溢れ出る人間性は「誰に教わるか?!」の答えが垣間見えた。
泣けた。
若くて成熟した指導者が増えてきたと実感した。

そして、もう一つ「白河越え」を果たしたことがある。
「全国高等学校野球大会の歌」、『栄冠は君に輝く』の作曲者・古関裕而の故郷も「白河越え」の先、福島県名のだ。

筆者の郷里・富山と石川へ優勝旗をもたらせることは、向こう100年経っても難しいと思える。
そこには都から北陸国に通じる、「安宅の関」(あたかのせき)がある。
歌舞伎の演目で有名な「勧進帳」で知られる。

壇ノ浦の合戦以後、源頼朝に謀反を疑われて追われる源義経が奥州平泉へと落ちのびる途中「安宅の関」で、山伏姿で身を偽り武蔵坊弁慶の大芝居で関を越えたという逸話がある。
今様、武蔵坊弁慶のような知力と剛腕と人情を借りなければ、越えられないかもしれない。

2022年8月19日 20時40分10秒 (Fri)

◆昔・商業、今・国際

◆昔・商業、今・国際古豪・高松商業の勝ち上がりで、盛り上がった。
2022.8.18準々決勝の近江vs高松商業戦は、地元「近江高校」の勝利となったが、勝負としては今大会最高の場面が多く散りばめられた。
我々の時代、「商業高校」は特に夏の選手権では絶大なる力を誇り、優勝を重ねた。
夏の選手権優勝、広島商・6回、
松山商・4回、高松商・2回、
浪商・2回、佐賀商・2回、
松本商・1回、岐阜商・1回、
銚子商・1回、佐賀商・1回と
103回の前回まで20回を誇る。
他にも、常連校と言われた商業高校の多くが歴史を刻んできた。
札幌商、秋田商、水戸商、
熊谷商、高崎商、横浜商、
静岡商、浜松商、大垣商、
富山商、高岡商、福井商、
京都商、明石商、岡山東商、
倉敷商、岩国商、下関商、
宇部商、大分商、鹿児島商などの公立校。
栄枯盛衰は色濃く、半世紀まったく姿を見せない高校も増えてきた。

時代は移り、私学校の「スポーツ推薦枠」「特待生」のフル活用と莫大な予算による設備の充実で、その辺の大学野球部より素晴らしい環境で「勝利至上主義の何でもあり」で強化されてきた。

高野連が採用した、投手の投球数制限で身体を守るルールは有るものの、バズーカ砲のような破壊力を持った「金属バット」の進化でバット頼りの打撃偏重の米国風野球に変わっていくのか、不安である。

今後、大学~社会人野球で人生始めての木製バットで実戦となる高校球児には、戸惑いしかない。

そして、今大会は「国際」と名の付く高校が軒並み現れた。
九州国際、山口国際、京都国際。
過去には、神戸国際、クラーク国際。
グローバルなカリキュラムで世界に通用する「国際人」を育むための高校であってほしい。
「国際」とつけた校名が、ガイドラインを越えて「何でもあり」にならないでほしい。

明日、山口国際高に立ち向かう、近江高にエールを贈る!

2022年8月16日 11時58分09秒 (Tue)

◆青頭の気迫

◆青頭の気迫気迫が勝利を呼んだ!

3年生最後となる「第12回全日本少年軟式野球クラブチーム選抜大会(びわこカップ)」では清々しい気迫と勇気で「びわこカップ初勝利」を果たした。

過去、予選で敗れて出場叶わなかった先輩。
ある時はNBJ第1代表で出場果たすも、初戦敗退・・・と力を発揮できず「勝利の縁」は薄かった。

今大会、オセアンBCスタジアム彦根の第1日目・1回戦第一試合、「宗谷BBC」(通称:ヒグマ軍団)に勝利し、続く2回戦は、同じく1回戦を勝ち上がった「愛知F.Jr.」。
昨年の大会で1-9とコールド負けした相手に善戦するも惜敗となった。

昨日の開会式から、すっきり刈り上げた「青頭」の選手の目力に今までと違う雰囲気を感じた。

#10希輔、怪我明けの2塁打効はいたよ。
#1亮輔、公式戦初完投、勝利!2打点!
#2悠翔、怪我を抱えての3塁打。
#3輝、粘り四球2つ出るも牽制死、悔し。
#4陽二郎、2塁手・捕手頑張った!ムードメーカー。
#5新志、レフト直飛好捕。3アウトだよ(笑)。
#6遥規、先頭打者合格。投手もOK。
#7路人、レフト飛球好捕。ナイス!
#8陽斗、「青頭」美しさNO.1。
#9光汰、4回のチャンスメイクOK!
#11圭祐、魔球を操り2回、被安打1零封。
#12大翔、公式戦大舞台先発!頑張った!

スタンドでは育成会一丸・赤鬼応援団長Sコーチのリードで1年生の声援。
ベンチでは、控え2年生の下支えと声援、N.HDコーチらの魂の声出しを受け、3年生だけで臨んだ試合は気迫がみなぎり臆することなく戦いに臨んだ!

本部席にいた筆者も楽しかった。
嬉しかった。
最後の大会に気持ちを漲らせ闘う姿は本当に美しかった。

春から、このような姿と気持ちで闘うことを望んだが・・・遅かりし。
しかし、最後に「この姿」で終えてくれたことに、指導の誠を感じた。
ありがとうと伝えたい!

さあ!
2年生・1年生!
手本を観たかぎりは、闘う姿で「燃えろ!燃える燃えろ!」

膝が震えるくらいの本気の野球ほど、尊く面白く、楽しいものはない。

※NBJのHPにて、試合詳細を掲載しています。

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